人気アーティストセカオワのボーカル、深瀬慧さん。
ADHDやパニック障害を患っていたことを、テレビで告発していました。
歌手として大成するまでの、壮絶な過去を調査しました。
深瀬慧はADHDにパニック障害！
2007年に結成した「SEKAI NO OWARI」のボーカル深瀬慧さん。
繊細な歌詞が多くの人から、共感を得ています。
そんな深瀬慧さんは先天性のADHDで、パニック障害にも悩まされていました。
ご自身もSNSやメディアで、ADHDや精神病について語っています。
なので基本的に自分がADHDの話をする時は何かが出来る、所謂長所として、特技として自己PRとして話す事を当時は心掛けていました。もちろん、難しい事ですし、ひけらかすことに違和感を感じる方もいます。でもそのさじ加減は誰にでもある人間関係の範疇だとも思います。
— Fukase(SEKAINOOWARI) (@fromsekaowa) April 14, 2020
精神的な不安定もあったのか、パニックになって帰ってきちゃって。そこで精神病院に入院して……
引用元：bounce 451号「病気と、強い薬と、閉鎖された病棟」
深瀬慧さんが「SEKAI NO OWARI」としてデビューするまでの，壮絶な過去を時系列でまとめました。
①深瀬慧の小学校～中学時代
深瀬慧さんは小中高と、とても喧嘩っ早かったのだとか。
小学校の時に、勉強ができなかったとも語っています。
中学生の時に集団リンチに遭い、骨がぐちゃぐちゃになったのだとか…。
学校で周りから無視されるようになり、不登校になりました。
大きなトラウマとなり、高校に進学するもののわずか一年で中退してしまいます。
ADHDとは？
多動性（過活動）、不注意（注意障害）、衝動性を症状の特徴とする神経発達症もしくは行動障害。
自分をコントロールする能力が低い病気と言われている。
②深瀬慧の高校時代
高校へ進学したものの、1年で中退。
ADHDと診断されたのは、この頃だったのだとか。
高校生の時に、アメリカへ留学しています。
留学開始1週間でパニック障害になり、帰国して精神科の閉鎖病棟に入院しました。
パニック障害の引き金となったのは、セカオワの藤崎沙織さんが帰国したことだったのだとか。
留学先に見送りのような形で、短期間同行していたのでしょうか？
深瀬慧さんはこのことについて明言していないので、真相は定かではありません。
パニック障害とは？
対人恐怖、広場恐怖など様々な障害や恐怖症が含まれます。
特徴的な症状はパニック発作です。
原因不明の激しい不安を突然感じます。
星野源さんやKinKi Kidsの堂本剛さんなど、パニック障害の経験がある芸能人は多数いました。
③カウンセラーを目指す
精神病棟に入院した経験から、カウンセラーになるため大学受験を目指して予備校に通い始めます。
病気の為に飲んでいた精神安定剤などの副作用で、「勉強した内容を、ほぼ忘れてしまう」
酷い時には、予備校の場所まで忘れてしまうほど…。
病気の状態は相当ひどく、薬を飲まないと吐き気や眩暈の症状に悩まされていたようです。
このため、進学の道は無理だと諦めてしまいました。
④音楽の道へ
深瀬さんは全てに絶望していた中、唯一残った音楽をやるしかない状況へ自分を追い込みました。
手作りのライブハウス（メンバーとのシェアハウス）を創設します。
人生の全てを音楽にかけた結果、才能をどんどん開花させ大成しました。
壮絶な経験があったからこそ、繊細で共感性の高い曲を作ることが出来るのですね。
深瀬慧のADHDは完治した？！
歌手としてはもちろん、俳優としても活躍されている深瀬慧さん。
ADHDは完治したのでしょうか？
SNSでは以下のように語っていました。
あくまで、自分はですが、自分は自身がADHDであることを何かが出来ない時には使わないようにしています。やはりそれを引き合いに出すと顔をしかめる方もいらっしゃいますし、実際不平等に感じる人も少なくありません。なので、
— Fukase(SEKAINOOWARI) (@fromsekaowa) April 14, 2020
ADHDは先天的なものなので、完治は難しいものです。
ご自身も病気をひけらかすことなく、受け入れて上手に付き合っていました。
大人になっても、以下のようなが見られたため、セカオワハウスを作ってメンバー全員と一緒に住んでいます。
・物忘れがひどい
・ライブハウスに顔を出すことすら忘れてしまう
・普段から気が散りやすい
深瀬慧の壮絶な過去がバント名の由来だった！
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バンド名の由来は、深瀬慧さんが「世界の終りだ」と絶望したことから来ています。
保護室という監視カメラの前で糞尿を垂れ流さなければいけない部屋に自分がいた時、1番辛かったのは時計が無い事だった。
何日閉じ込められているか分からない。寝て起きた空が朝焼けなのか夕焼けなのか分からない。前進しない毎日が繋がっていくのが怖かった。
屈強な医者にズボンを脱がされて尻に筋肉麻酔を打たれて床に沈んだ時、自分は社会からドロップアウトしたんだと確信したのを覚えてる。
１０代の自分には、それこそ”世界の終わり”と感じる闘病生活の始まりだった。引用元：インスタ
全てを失ったどん底の状態で、残ったのは「音楽」と「今の仲間」でした。
「終わりから始めてみよう」というポジティブな意味が、込められています。
またいつまでもあの時のことを忘れないでおこう、という戒めでもあるかもしれませんね。
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まとめ：深瀬慧はADHDにパニック障害！壮絶な過去がバント名の由来だった！
深瀬慧さんの精神病について、詳しく調査しました。
幼少期からADHDの症状に悩まされ、とても苦労していたのがわかります。
「SEKAI NO OWARI」の由来にもなった、閉鎖病棟での過去な体験には驚きました。
壮絶な過去があったからこそ、今のセカオワがあるのですね。
今後も彼らの活躍に、期待したいです。
